親の期待が子どものやる気を潰す!質問するだけで子どものやる気をアップさせる方法

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親の期待が子どものやる気を潰す!
質問するだけで子どものやる気をアップさせる方法

最近子どもたちと接する時間が増えました。
そこで、湧き出てくる疑問。
どうしたら、子どもたちのやる気を引き出す事が出来るか?
という事です。
親の声がけ一つで子どもたちは“やる気を出したり”
逆に“やる気をなくしたり”
することは多いはず。
今日はそんな中で、ついついやってしまうことについて書きました。
これをやらなければ、きっと子どもたちの“”やる気”を自然と引き出せるはずです。

親の期待を押し付けてしまう父!

子どもに対して、知らず知らずのうちに
“期待を押し付けている”
こんなことはありませんか?

私は子どもに対して、期待を押し付けていた経験があります。
ほんの数年前の出来事ですが、
現在中学1年生の息子が、小学4年からサッカーを始めました。
団体スポーツをやって欲しかった、父(私のことです)は大喜び。
聴いた時は小躍りしました。

ついに息子も団体競技に目覚めたか、しかもサッカー!?
いいね、いいねって息子よりテンションが上がったかも(笑)

私の中で期待が膨らみました。
団体競技とは
・友達と友情を育み
・切磋琢磨しボールを追いかけて
・負けたら泣くほど悔しがあり
・貪欲に勝利を求める
どこのスポ根親父のなのか?
と疑う熱の入れようでした。

そこから息子の試合や練習を時間を見つけては見に行くようになりました。
その度に、感じるのが
・あのやる気のない態度はなんだ!
・なぜ最後までチームのために走らないのか?
・どうして途中で諦めるのか?
などなど不満が出てくる、出てくる。

終わってからの熱血指導という名の
尋問が開始されるのが毎回の恒例でした。
それもこれも息子には
“上手くなって貰いたい、試合で活躍してほしい”
この一心で話をしていました。

親の期待を押し付けてしまうと、どうなるか?

するとどうでしょう?
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、日を追うごとに、
息子の目の色が死んでいくのがわかります。

明らかに周りを気にして、特に父の顔色を気にして
プレーしているではありませんか?
しまいには練習にも身が入らなくなる始末。

でも父は息子に期待をしているので、
元気がない姿を見るとさらに熱く応援してしまいます。
理解してもらえるようにさらに細かく熱血指導。

その結果、息子はサッカーが全然楽しめなくなりました。

救世主あり、きっかけは妻からの一言

大切なことに、気付かせてくれたのは、妻からの一言でした。
息子はサッカーを習い始めて、半年も経っていない。
それなのに、
試合に出て一生懸命頑張ってるやん!
習いたての時は全く出来なかったのに、めちゃくちゃ上手くなってるやん!
そう思うわない?」
って言われたんです。

その時、頭を殴られたような衝撃でした。
まだ自分の息子はサッカーを習い始めて4ヶ月。
この事実を忘れていました。

まるで息子のいいところを見ずに、悪いところ
出来ないところばかりを見ていました。
これがまさに
「親の期待を無理矢理押し付ける」
ってことかと実感しました。

私の持っている価値観。
スポーツはこうあるべきを完全に息子に押し付けていました。
その結果、
父の期待通りに出来ない自分、
毎度毎度出来ないことを指摘され続け
次第にやる気をなくしていったという
典型的なパターンです。

こんな時にオススメのしつもんがあります。

自分が息子に期待をかけすぎたせいで、息子がしんどくなり
やる気をなくしていると気付いた父がオススメするしつもんがあります。
試合や練習が終わった子どもに対して
「今日のできは自分の中で何点だった?」
というしつもんです。

初めて聴いた時は、ビックリしていましたが、嬉しそうに
「90点かな」って話してくれました。
ほんまに初めて聴いた時は、驚いたと同時に
子どものやる気を奪っていたのは、まさに自分だということも
再認識することが出来ました。

子どもと親の温度差

理由は簡単で
父のイメージは
「40点から50点」
息子のイメージは
「100点に近い、90点」
私は過度に息子に期待していることに気付いたんです。
このGAPが息子のやる気を奪っている犯人です。

息子は毎回試合が終わる度、褒めらると思って帰宅する。
帰宅したところ、暑苦しい熱血指導が入る。
そりゃ、やる気も上がらないし、上手くなる気も失せてしまいますよね。
本当にこの事実に気がついて良かったです。

まとめ

今日は親が過度に子どもに期待すると、悲惨なことが起きることを
ご紹介してきました(笑)
とても大切なことは、
親が子どもに期待することではなく
信じて見守る、ありのままの姿を受け入れることですね。

そのためには押し付けるのではなく
しつもんをすることが大事ですね。
子どもと自分とのGAPはどこにあるのか?
・どんなことが上手くいっていると感じていて
・どんなことが子どもの悩みなのか?
・どんなことが自分に協力できることなのか?
などを話せるようになれば、子どものやる気が上がること間違いなしですね。

息子も大きくなって、現在中1年生で、無事にサッカーを続けています。
本当にあの時、期待を押し付けていることに気づけて良かった。
息子の才能を一つ潰してしまうところでした。
信じて見守ることは難しいですが、
そこを我慢できるようになればいいですね。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。